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COLUMN

宇都宮市で念願の一戸建てを建てる!エリアの選び方・相場を紹介

2022.05.29

宇都宮市はベッドタウンとして人気を集めている街です。

新築物件の相場は、選ぶメーカーや住宅の形式によって費用が大きく異なりますが、住宅の性能が高ければ高いほどコストがかかってくるのが一般的です。

 

また、宇都宮市で念願のマイホームを建てたいと思った場合、元々住んでいた人でなければどこに建てるべきか悩む方も少なくないでしょう。住む場所もそうですが、建てる建築会社も決めなくてはいけないため、時間と労力が必要です。

 

そこで、こちらの記事では、宇都宮市におけるエリア毎の相場と一戸建ての買い方の種類や違いについてご紹介します。

 

 

宇都宮市の魅力

栃木県宇都宮市は、北関東の中でも最も大きな都市の1つで、その住みやすさや災害の少なさが魅力の街です。東北新幹線やJR東北線、JR日光線、東武鉄道宇都宮線の4線を利用でき、新幹線であれば東京駅まで約50分というアクセスのしやすさも人気な理由の一つです。

 

東洋経済新報社が毎年公表している、人口50万人以上の都市を対象にした「住みよさランキング」では、2021年で前年と同じ3位、2013年~2017年では5年連続で1位に輝いており、上位に選ばれ続けています。

その住みやすさから栃木県内でも高い人気を誇り、坪単価は栃木県内1位です。イニシャルコストはかかりますが、安定した人気を誇るので資産価値は下落しづらいといえます。

 

また、出産・育児・子育てと市が支援にも力を入れているため子育てしやすい環境です。宇都宮市は、日経DUALが2015年から毎年調査している「共働き子育てしやすい街ランキング」の2021年版では、千葉県松戸市に次ぐ2位に輝きました。高評価の理由として、保育所などへ入所しやすいこと等が挙げられています。

 

実際に、栃木県が発表している「市町村別保育所等利用待機児童数(令和3年4月1日時点)」によると、宇都宮市の待機児童数は0です。すべての児童が第一希望の保育園などを利用できているわけではありませんが、子育てしやすい環境が整っているといえます。

 

住みやすさだけでなく、宇都宮市には全国的に有名な宇都宮餃子の他に、ジャズやカクテル、自転車など日々を楽しめる文化が数多く根付いているのも魅力です。

 

 

宇都宮市における新築一戸建てと土地の相場

宇都宮市における新築一戸建て価格と土地価格の相場についてご紹介します。

新築一戸建ての相場

宇都宮市の一戸建て価格の相場は、新築で平均2,677万円です。

また、REINSの2020年8月データによると、販売価格には1,890万円~4,590万円と幅があり、建物の大きさは勿論ですが、どんな建物をどのメーカーで建てるかによって大きく変わるといえます。

宇都宮市の一戸建て価格の相場

※REINS(不動産流通標準システム) 2020年8月のデータをもとに集計

土地の相場

令和4年の宇都宮市(住宅地)の地価公示価格は61,300円/㎡となっています。

公示地価とは、地価公示法に基づき、国(国土交通省)が、毎年1月1日時点の土地価格を判定して、1㎡あたりの単価として公表するものです。なお公示地価は一般の土地の取引価格の指標等として使われていますが、あくまで指標であり、実際の取引価格とは異なりますのでご注意ください。

 

また、REINSの2020年8月データによると、最寄駅から徒歩10分以内の土地価格は平均1,882万円、徒歩10~20分で平均1,352万円、徒歩20分以上で平均1,533万円となっており、駅に近い土地の方が価格も高いといえます。

宇都宮市の土地価格の相場

※REINS(不動産流通標準システム) 2020年8月のデータをもとに集計

 

 

新築一戸建ての買い方

新築一戸建ての買い方は、大きく分けると「注文住宅」「規格住宅」「建売住宅」の3種類です。それぞれの特徴についてご紹介します。

注文住宅

注文住宅とは、間取りや外観・仕様といった事柄を自分で自由に選べる住宅を指します。そのため、まったく同じ家ができることはまずありませんので、オンリーワンの家づくりが可能です。注文住宅の中でも自由度の違いで「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」の2種類に分類されます。

 

フルオーダー住宅は、構造に関係する木材や断熱材・基礎といった部分まで、新築に係るすべての項目を指定して計画する住宅です。完全に自分好みの世界にひとつだけの住宅となるのが最大のメリットといえるでしょう。しかし、自由度が高い反面、豊富な建築知識と時間が必要となります。

 

一方、セミオーダー住宅は構造・性能に関わってくる基本的な仕様があらかじめ決まっている住宅です。勿論、間取りや設備などに関しては施主側が決めますので、希望に合った家づくりはできるといえます。

一般的に「注文住宅」という場合、ほとんどがセミオーダー住宅のことを指していると思って間違いないでしょう。

 

注文住宅のメリット

 ① 自由度の高さ

住宅を新築するときは、家全体の動線・外壁の色・各部屋の大きさなど、たくさんの希望があるものです。これらの希望に関しては、よほどの無茶でなければ実現可能といえます。そのため、ご家族好みに仕上がったマイホームにできるでしょう。

 

 ② 建築現場がチェック可能

注文住宅であれば、建物ができあがっていくプロセスを見ることができるため、一生に一度の家造りをより楽しめるかと思います。同時に、施主が現場を確認することで、施工業者にとってプレッシャーになり、「良い仕事をしなければ」という気持ちになる働きが少なからずあるといえ、品質向上にも繋がります。

 

 ③ 予算の調整が可能

こだわりたい箇所も自由に選べるので予算を調整できます。こだわりの優先順位を決めておき、予算に合わせて順位の高いものから実現していきましょう。

 

 

注文住宅のデメリット

 ① 入居までの期間が長い

相談事項が多い注文住宅は、建築業者と何度も打ち合わせを重ねる必要があるため、引き渡しまでに時間を要します。

 

 ② 完成をイメージしづらい

実際に完成した家があるわけではないので、イメージがしづらいです。そのため、完成してから「こんなはずじゃなかった」とならないように注意が必要です。

規格住宅

規格住宅とは、ハウスメーカーや工務店などが用意した一定の「規格」に従って建てる住宅のことを指します。

一定の「規格」とは、プロが設計した間取りやデザインなどです。メーカーから提示される複数の選択肢の中から希望の間取りやデザインを選びます。そこにオプションを追加したりすることで、自分好みにアレンジしていくことも可能です。

 

イメージとしては「注文住宅」と同様になりますが、間取りやデザインなどを基本的にある程度のパターンから選んで決めていくことになるので、自由度が低くなります。その反面、パターン化されているので建築後のギャップを感じにくいといったメリットもあります。

 

また、次の理由により注文住宅よりは短い期間で建築できます。

・パターンが決まっているため打ち合わせ回数が少なくて済む

・建築工程がマニュアル化されている

・資材の規格が決まっているため入手しやすい

建売住宅

建売住宅とは、土地と建物をセットで販売している住宅を指します。基本的に建物は完成しているため、好みや希望は反映できませんが、事前に建物を見学することで、実際に生活した際のイメージを想像できるのが特長です。

建売住宅ならば、契約から入居までの期間が短いというメリットもあります。できるだけ早く入居したい方には、建売住宅がおすすめといえるでしょう。また、土地と住宅を同時に購入するので、別々に購入する場合に比べて手間も少なくて済みます。

 

 

宇都宮で理想の一戸建てを購入するために

住宅の購入は、多くの方にとっては一生に一度の大きな買い物になるでしょう。そのため、誰もが「失敗したくない」と考えるはずです。理想のマイホームを手に入れるために、注意点を理解した上で検討しましょう。

 

土地探し

土地から探す場合は、物件の制約や条件などを確認するのは勿論ですが、実際に住みたいエリアに足を運び、周辺環境を確認することをおすすめします。地図や文字だけではわかりづらい、日当たりや学校・医療機関までの距離感、スーパーやドラッグストアの雰囲気など、イメージとの乖離がないことを確認しましょう。

 

予算の検討

土地をお持ちでない方の場合、土地を先に探して建物はその後で、という考え方が一般的ですが、この場合、土地に対して建てられる建物規模や予算をしっかりと把握してから探すことが大切です。

 

土地に関するよくある失敗として「理想どおりの土地を購入できたが割高だったため、建物に予算が回せず、建物の希望をたくさん断念することになってしまった」という話を聞きます。

このような失敗を避けるためには、建物の相談と土地探しを並行して進める方法があります。全体的なバランスを把握しつつ、理想に近いマイホームを建てるためには、最も有効な手段といえるでしょう。

 

建築業者の選定

建築業者を選ぶ際には、インターネットで情報を集めるだけでなく、住宅展示場を訪れるなど実際の建物や担当者の話を聞いた上で、候補をあげてみましょう。

ただ、多くの建築業者と話を進めてしまうと多大な時間と体力が必要となりますので、4社以上の比較・検討はおすすめしません。理想のイメージを理解してくれ、理想に近い住宅を提案してくれた業者があれば、そちらの建築業者と話を進めてみましょう。

 

 

まとめ

 

栃木県宇都宮市は、北関東の中でも最も大きな都市の1つで、その住みやすさや災害の少なさが魅力な人気を集めている街です。

新築物件の相場は2,677万円ですが、選ぶメーカーや住宅の形式によって費用は大きく異なり、住宅の性能が高ければ高いほどコストもかかります。

 

また、最寄駅から徒歩10分以内の土地価格は平均1,882万円、徒歩10~20分で平均1,352万円、徒歩20分以上で平均1,533万円。基本的には、アクセスが良好な土地は価格も上がる傾向にあるため、エリア決めの際には土地に充てられる予算を考慮した上で、「駅に近い必要があるのか」「他に優先すべき項目はないのか」をしっかり検討しましょう。

 

一戸建ての買い方には「注文住宅」「規格住宅」「建売住宅」があり、それぞれ特徴が異なります。理想どおりの一戸建てを手に入れるためにも、どの形式の住宅が自分達に適しているかを考えるだけではなく、実際に住みたいエリアに足を運んだり、建築業者の話を聞いたりといった行動を並行して進めることを推奨します。

 

最後に、土地や建築業者を選定する際に重要なのが、初期コストではなく全体的なコストを考えることです。建物完成後や数十年後の暮らしなど、全体を見据えて考えることが、失敗しない家づくりにするための一番のポイントです。

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栃木セキスイハイム
「栃木セキスイハイム」編集部

住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。

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