家づくりを考えている方のなかでも「これからの人生で何にどのくらいの費用がかかるのだろう」
「どのくらい貯金していかなくてはならないのだろう」
…と、不安をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、人生の3大支出ついて解説いたします。
人生の3大支出とは?
3大支出
・教育資金
・老後資金
・住宅資金
それぞれについてみていきます。
■教育資金
子ども1人あたりの教育費用は少なくとも1千万円ほどと言われております。
最近では、幼稚園・保育園の時から水泳やピアノ、英語教室、ダンスなどの習い事をはじめています。また、小学校高学年となると学習塾等に通うお子様も増えています。その後も、受験になると短期講習や補習なども加わり、かかる費用もうなぎ上りに…。大学入学時に、教育費用のピークを迎えます。
さらに、お子様の要望や進路によっては、海外留学や医学部への進学など、当初予定していなかった出費があるケースもあるかと思います。
■老後資金
いまや「人生百年時代」とはよく耳にする言葉となりました。
日本人の2018年の平均寿命は男性が81.25歳、女性が87.32歳となり、これから先さらに延びると言われております。
老後の生活が長くなることはとても良い事ですよね。しかし、現実問題として老後の時間が増える分お金も必要となってきます。充実した老後生活のために、やはり多少の余裕は欲しいものですよね。
■住宅資金
住宅資金は、教育資金と老後資金とは違い、唯一確実に予定を組める資金です。何年のローンで組むか、繰り上げ返済はするか等もコントロールすることができます。例えば、お子様の教育費のピークが定年頃というケースの場合、住宅ローンは無理に急いで返済はせずに、教育費のピークが終わった定年後の退職金で、繰り上げ返済するといった計画もたてられます。
仮に、一生賃貸とお考えの方は、老後の収入と支出のバランスをあらかじめ確認し、住んでいく賃貸の家賃を検討することをおすすめします。
生活をしていく中で、3大支出以外も様々な支出があるかと思いますが、一番に考えておきたいのが大きな支出が重ならないことかと思います。または、重なった時期をどのように過ごすかを計画することかと思います。
そのためには、予定が組める住宅資金については基本的には”予定外”をださないことが重要となってきます。
例えば、1回しか建てる予定がなかった家をもう1回建てなくてはいけなくなってしまったらどうしましょう。
定年後、大きなリフォーム費用がかかってきたらどうしましょう。
多くの方は、自分達ではどうする事もできないですよね…。
住宅購入時、安易に価格が安い等の理由で決めてしまうと将来の”予定外”が発生する確率はあがります。
安心した人生を送るため、住宅資金での予定外をださないために、将来を見据えた住まいを選択してください。
有意義な人生を送るために、3大支出について考えてみてください。
弊社は、60年長期サポートを通して、60年以上安心して快適に住み続けることのできる住まいとなっております。将来を見据えた家づくりにご興味がある方は、ぜひ弊社にお声がけください。
運営者情報
「栃木セキスイハイム」編集部
住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。