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COLUMN

頻発する地震、不安ですね。住まいの基礎を知って不安解消。

2020.01.24

「地震に強い基礎について知りたい」
「液状化リスクを予防したい」
「“木造2階建て”の大半は構造計算されていないって本当?」
このように地震に対してご不安な方はいませんか?今回は、基礎について紹介します。

 

【建物をしっかり受け止めるベタ基礎*

「線」で支える一般的な布基礎と比べ、ベタ基礎は「面」で支えるため、地盤への荷重を分散できます。地盤の一部が沈んでしまう不同沈下による被害の軽減が期待できます。

一般的に使われるコンクリートは、圧縮強度18N/m㎡。これは1c㎡あたり約180Kgの力に耐えるということ。
この圧縮強度の高さが、基礎の耐久性をも高めます。基礎の計画供用期間は約30年・使用限界期間が約60年です。
それに対しグランツーユーで採用しているコンクリートの圧縮強度は24N/m㎡。1c㎡あたり約240Kgの重みに耐えられるコンクリートです。
計画供用期間は約65年・使用限界期間が約100年と高耐久の基礎が、先々までしっかりと住まいを支えます。
*地盤の種類によっては、杭や地盤改などの対策が必要な場合があります。
*出典:建築工事基準使用書同解説(日本建築学会)

 

【液状化リスク調査・判定をする】

地盤のリスクを予防するには、人間の健康診断と一緒で、まずは地盤の調査を行い、地盤がどのような状態なのかを知ることが必要となります。
「地耐力」を測定し、最適な基礎仕様にすることが大切です。
建築前に専用の検査機で地盤強度や、地層構成を測定。その結果を基に、あなたの土地に合った対策を判断し、適切な基礎施工を行います。
そして、安心して住み続けるためには、地震によって地盤が変形する「液状化」への対策も不可欠です。

セキスイハイムでは、被害を予防するため、地耐力測定とともに液状化の調査・判定を全邸実施いたします。

 

【“木造2階建て”の大半は構造計算されずに建築?】

あまり知られていませんが一般的な木造2階建ての場合、建築基準法上では建物の詳細な強度を確認する「構造計算」が義務化されていません。
義務化されている建物は、主に

  • ・3階建て以上
  • ・500㎡以上
  • ・軒高9m以上、または建物高さ13m以上
  • ・木造以外の2階建て、または延べ200㎡以上

 

構造計算をしない代替措置として、建物の規模に応じて耐力壁の量を確認する「壁量計算」が行われます。
しかし壁量だけでは、個々の柱や梁の太さ、最も重要な接合部の強度までは確認できないのです。注意する必要があります

 

では、個々の接合部分まで安全確認するのはどうすれば良いのでしょうか?

  •  
  • 方法1:お客様が構造計算を個別に専門家へ依頼する。(別途費用が掛かる)
  • 方法2:あらかじめ構造計算済みの建築システム「型式認定住宅」を選ぶ。(グランツーユーは型式認定住宅を採用!)

 

まとめ
今回は、基礎ついて解説しました。
地震に強い家にするには、強い基礎以外にも、ご自分の土地に合った基礎仕様や地盤補強対策を正確な判断で適切に施工することが必要です。そして、接合部分まで強い構造の家を選び、安心な家を建てましょう。
『基礎』『地耐力測定』『型式認定住宅』の内容を詳しく知りたい方は、弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。

 

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栃木セキスイハイム
「栃木セキスイハイム」編集部

住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。

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