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COLUMN

栃木県に家を建てる。本当に地震に強い家の条件とは?

2019.03.04
コラム

本当に強い家とはどんな家でしょう。
耐火性に優れている家、防犯性の高い家、様々な「強い家」の条件が挙げられます。
それらの中から、近年、特に注目されている「地震に強い家」の条件をご紹介します。

耐震等級

耐震等級とは住宅の耐震性能を示す指標です。
耐震等級は1、2、3の三段階評価になっていて、最高等級が耐震等級3となっています。

*耐震等級1
「建築基準法」は、住宅の密集する都市部での震度6強から震度7程度の地震数百年に一度)に対して倒壊・崩壊をしない、また、震度5強程度(数十年に一度)の地震に対して損傷しない家と定めており、これと同等の耐震性を持つ住宅が、耐震等級1となります。
*耐震等級2
耐震等級2は、耐震等級1に対して、1.25倍の耐震力を持つ家です。
*耐震等級3
耐震等級3は、耐震等級1に対して、1.5倍の耐震力を持つ家です。

最高等級に標準対応した住宅

近い将来発生する可能性が高い巨大地震から理想のマイホームを守るため、耐震等級3は必須の条件となります。
そこで、2つの要点に沿って「地震に強い家」になる過程をご紹介します。

*ボックスラーメン構造
ボックスラーメン構造とは、強度の高い鉄骨を一体化させた構造により、シェルター並みの頑丈さを持つ構造です。
住宅の主要構造体の柱には、巨大地震にも耐えられる角型鋼管を使用し、天井や基盤にはたわみが生じにくい工夫も施されます。柱と梁を溶接してボックス型にさせ、連結させます。
連結部分には、一本で1.5トンの力にも耐えられる16mmのハイテンションボルトを使用し、ボックスを頑丈に連結します。
このように、構造を一体化させることによって、地震のエネルギーを分散させることができます。
*GAIASS(ガイアス)
GAIASSと呼ばれる、ハイブリッド耐震は堅さとしなやかさで自身の揺れを抑えることができます。
まず、揺れの小さい地震に対しては、強度が高くて堅い「高性能外壁」が揺れを軽減し、住宅の損傷を抑えます。
次に、先ほどご紹介したボックスラーメン構造が、巨大な地震の揺れをしなやかに分散させて吸収し、建物の倒壊を防ぎます。
また、線で支える一般的な布基礎とは異なり、「面」で支える、べた基礎を採用することで、地盤にかかる負担を減らし住宅を支えます。

まとめ

耐震対策を考えるうえで、耐震等級に注目することは、安全安心な理想の住まいを建てることにとても役立ちます。
震度3や震度5の地震を多く観測する栃木県に家を建てる際は、是非、耐震等級3の頑丈な家を建てることをおすすめします。
さらに、当社独自のボックスラーメン構造とGAIASSを備えた住宅は、耐震等級3はもちろん、徹底した耐震実験と実証で東日本大震災や熊本地震などの大震災でも、当社の住宅の強さが証明されています。
大切な家族と住まいのために、是非当社をご検討ください。

運営者情報

栃木セキスイハイム
「栃木セキスイハイム」編集部

住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。

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