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COLUMN

安心できる家づくりのために!保証やアフターサービスについて

2021.08.06
安心できる家づくり

住宅は建てたら終わりではありません。そのため、いざ住み始めてから色々と気が付くことも多いのではないでしょうか。勿論、何も問題がないのが理想ではありますが、様々な要因によって問題や新たな要望がでてくることもあるかと思います。

そこで重要なのが、住んでからのアフターサービスです。どんなに完成までは満足していても、住んでからの対応次第では、すぐに不満に変わってしまいます。そこで、今回は保証やアフターサービスについてご紹介します。

 

 

アフターサービスとは

建物を引き渡した後に一定期間、ハウスメーカーや工務店など建物の構造や設備・仕様の保守点検や修繕等の便宜を図ることを保証するサービスのこと。保証期間中において、対象となっている部位や設備の修理や交換については原則無料となります。

 

アフターサービスと法律

新築住宅に関しては、「構造体力上主要な部分」と「雨水の侵入を防止する部分」について、最低10年間の保証が義務付けられています。ハウスメーカーや工務店によっては、その他に、定期点検や長期無料保証などの手厚いサービスを行っているところもあります。

 

アフターサービスについて

千差万別な内容

ハウスメーカーや工務店によって、アフターサービスの内容には大きな差があります。大手メーカーのアフターサービスには、家の中の軽微な不具合に対して、1~2年の保証が付いているケースがあります。 例えば、引き戸が引っかかる、クロスが剥がれたなどに対して、アフターサービスを利用できる可能性があります。ただ、この時期に定期点検がないメーカーですと、住んでいる側から連絡を入れないと、サービスを受け損ねてしまいますので注意が必要です。1~2年経った頃に建物全体の状態をチェックしてみましょう。

また、在来木造・2×4工法(2×6工法)・軽量鉄骨・重量鉄骨といった建物の素材・構造の違いにもよりますが、保証期間が10年よりも長いハウスメーカーや工務店もあります。事前に、引き渡し後にどのようなサービスが受けられるのかを確認しましょう。

 

瑕疵担保責任

住宅の品質確保の促進等に関する法律である「品確法」では、瑕疵担保期間として10年間を義務付けているため、新築住宅を供給する事業者には、建物の10年保証を確実に履行するための資金を確保する必要があります。このため、新築住宅を供給する事業者には保証金の供託もしくは保険への加入が義務付けられています。なので、万が一、建築を依頼したハウスメーカーや工務店が倒産してしまっても費用の還付請求をすることができます。

ただ、定期点検が受けられない等の問題や手間が発生しますので、会社の施工件数や財務状況を踏まえ、信頼できる会社を見極めることが必要となるでしょう。

 

メンテナンスについて

建物のメンテナンス時期

将来的な計画にも関わってきますので、大まかにでもメンテナンスの時期を知っておくと良いでしょう。例えば、材料の伸縮等によるクロスの剥がれ等については2年以内の初期段階で起こりやすく、キッチン・お風呂などの水回り関係は15年前後で不具合が出てくる可能性があります。

 >住まいのメンテナンススケジュール(住宅産業協議会)

 

定期的な点検

住宅の不具合は、後手に回るほど問題が大きくなる可能性が高まるため、早め早めの対策がお勧めです。そのためには、定期的なチェックが必要となります。建築したハウスメーカーや工務店のアフターサービスが、無料の定期点検や診断を実施する内容になっていれば問題ないのですが、そのようなアフターサービスの内容がない会社の場合は、ご自身で定期的にチェックを行い、気になる部分については建築したハウスメーカーや工務店に連絡を入れましょう。点検の費用はかかってしまいますが、ちょっとした手直しで大きな問題となる前に防げる場合もあります。

 

ご自身でのメンテナンス

個人の使い方で、不具合が発生してしまうこともありますので、ご自身でのメンテナンスも大切です。特に、水回り関係は定期的に掃除をし、詰まりによる水漏れがないように気を付けましょう。事象にもよりますが、保証期間中であっても無料で対応してもらえないケースもあります。

 

失敗しないために知るべき事

アフターサービス担当の所存

重要なのは、問題が発生した際における、対応の素早さと柔軟さではないでしょうか。少なくとも、建築を担当した会社内に、アフターサービス部門があるのか下請け業者に依頼しているのか、については確認することをお勧めします。全てを1つの会社で対応してくれるハウスメーカーや工務店の方が、アフターサービスに対しても期待をすることができるでしょう。

 

ライフサイクルコストを算出

時間経過による建物の劣化、メンテナンスにかかる費用は、新築の計画段階で考えておきましょう。初期費用である建築費用だけでなく、将来的にかかるだろう費用まで含めて検討することが重要です。

ここで注意すべきケースは、「最長〇〇年保証」と表記されていて、保証期間中に有料工事をすることで保証期間を延長するハウスメーカーの場合です。見落としがちですが、使用する材料によって金額差があるはずですので、有料工事にかかる金額をハウスメーカーの担当者に必ず教えてもらいましょう。

 

 

まとめ

 

自分に限って、万が一のことは起こらないと考えている方もいらっしゃるかと思います。しかしながら、いつどこで誰に起きるかがわからないからこそ、万が一に備えた住宅は必要です。その判断の重要ポイントの一つとして、アフターサービス体制の充実度があげられます。アフターサービス体制が整っているメーカーは、品質に十分な自信があり、今後、長期に渡り建物を守ってくれるという安心感があります。そのため、住み始めてからも満足度の高い住宅となります。

建築費用である初期費用に目が行きがちかと思いますが、アフターサービス内容まで確認し、安心して満足度の高い住まいを手に入れましょう。栃木セキスイハイムは、宇都宮市をはじめ、栃木県という地域に根ざしたハウスメーカーですので、お引渡し後も身近で寄り添いサポートいたします。

 


 

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「栃木セキスイハイム」編集部

住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。

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