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COLUMN

地震に強い家の特徴とは?耐震性について解説します

2020.03.05

地震に強い家の特徴とは何でしょう。
大きな地震の後には、多くの場合その近くで多数の余震が続きます。大きな地震、度重なる余震に耐えられる家で、大切な人生を守りたい。だからこそ、今の家選びで重要視していただきたいのが、耐震性なのです。
そこで今回は、地震に強い家の特徴について、耐震性に着目して紹介します。

 

耐震構造の違いとは

地震に強い家を実現するために、住宅の耐震対策として、以下の3つの構造があります。

 

*3つの耐震対策

 

・耐震

住宅の骨組みなどの構造部分を強化し、耐震性を高める方法です。
柱や耐力壁などの地震に耐えるための強い部材を使用します。また、柱と柱の間に斜め材を渡した筋合いを用いることで耐震強度を高めます。

 

・免震

建物と基礎の間に積層ゴムやダンパーなどの免震装置を設置します。
建物を基礎から離すことで、地震の揺れを直接建物に伝えない構造です。コストが高いというデメリットはありますが、地震の振動を伝えにくくする効果が高いです。

 

・制震

建物内部の要所にオイルダンパーなどを設置して地震の揺れを吸収させる仕組みです。地震による建物の揺れを抑えられます。
免震に比べると地震による振動を抑える効果は少ないですが、大型トラックや新幹線などの通過時の揺れを防げます。コスト面では免震よりも安いことが人気の1つでしょう。

 

 

耐震性が低くなりがちな家とは

耐震性の低い家には気をつけなければなりません。耐震性が低くなりがちな家の特徴を見ていきましょう。

*耐震性の低い家の特徴

 

・ビルトインガレージのある家

土地があまり広く取れない都市部では、土地を有効活用できて魅力的ですよね。
住宅の1階部分に駐車場を作るビルトインガレージは、土地を効率良く使えるメリットがあります。しかし、1階の道路側の壁がほとんどないのです。家全体を支える壁や柱が少ないので、バランスが取りにくくなります。そのため、耐震性が弱くなる点がデメリットといえるでしょう。

 

・大きな吹き抜けのある家

光が差し込み、開放感を得られるのが素敵ですよね。人気の間取りの1つです。
しかし、地震の揺れに備える柱と壁の量が少なくなってしまい、耐震性が弱くなってしまうデメリットがあります。

 

・増改築をした家

増築や改築で、家の形をL字やコの字にする方は多いのではないでしょうか。その構造は境界面に負荷が集中し、壊れやすくなってしまうのです。また、上に増築した場合も耐震性が低くなります。元々の住宅と新しく増築した部分の耐震強度が違うと地震が起こった時にバランスを保てないからです。

 

・地盤の柔らかい場所に建てられた家

地盤が柔らかい場所に建てられた家は、大きな地震が起こった時、建物の重さに地盤が耐えられません。2000年以降は地盤調査が義務付けられていますが、それ以前に建てられた家は注意が必要です。

 

まとめ
万が一の場合の時でも皆さんの命を守る家づくりのために、今回の情報を参考にしていただければ幸いです。
当社では、いつまでも皆さんに安心して過ごしていただく家づくりを行なっています。ぜひ、地震に強く耐震性の高い家づくりは当社にお任せください。

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栃木セキスイハイム
「栃木セキスイハイム」編集部

住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。

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