
「新築住宅を考えているけど、見積もりをするときはどんな点に気をつければいいの?」
「見積もり額から値引き交渉はできる?」
このような疑問やお悩みを抱えてはいませんか?新築住宅を考える際には、始めに見積もりについて検討しなければなりません。新築住宅の購入は人生でも一番大きな買い物であるともいわれるように、かなり大きな金額が動くため、その金額を左右する見積もりは慎重にしたいですよね。しかし見積もりをする際には、どのような点に気をつけるべきかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は見積もり書の一般的な項目内容と見積もりの際の注意点について解説します。
*建物本体工事費
この項目は見積もり全体のおよそ7割を占める項目であり、一般的に構造工事、仕上げ工事、設備工事に分けられます。
構造工事には住宅の基礎部分や躯体部分の組み立て、仕上げ工事には屋根や外壁、内装やドアなどの建具の組み立て、設備工事にはトイレやキッチンなどの設備機器や水道、ガスなどの配管工事などが含まれています。
*付帯工事費
付帯工事費は建物本体以外にかかる費用を指します。付帯工事には外構工事や屋外給排水工事、建て替えに必要な解体工事、地盤関係工事などが含まれます。付帯工事が占める割合は一般的に全体のおよそ2割となっています。
*諸費用
諸費用には様々な手数料や登記費用、その他保険料、各種税金などが含まれます。この項目は基本的に現金払いが一般的なので、予算の確保に注意しておきましょう。諸費用が占める割合として1割弱ほどの費用がかかります。
前知識がない状態で見積もりをしてしまうと、不当な金額の見積もりにも気づけない場合があります。このような事態を防ぐために、見積もりをする際のポイントとして以下のことに注意しましょう。
*見積もり書の入念なチェック
最も基本的な対策として見積もりを提示されてからそのまま返事をせず、項目を一つ一つ確実にチェックすることが大切です。
*相見積もり
やはり見積もり書の確認とはいえ知識のない私たちが見ても、本当に妥当な金額なのかわからないという場合もあることでしょう。その場合には相見積もりを取って他社と比較してみることが大切です。
*第三者の専門的なダブルチェック
相見積もりもしてもらう時間がないという場合には、専門家のチェックを受けるという方法もあります。費用はかかってしまいますが、時間やリスクを考えると選択肢の一つといえるでしょう。
□まとめ
今回は見積もり書の一般的な項目内容と見積もりの際のポイントや注意点について解説しました。
新築住宅の購入は非常に大きな金額が動くため、入念なチェックや他社との相見積もり、第三者の専門家などを利用して、慎重に見積もりをするようにしましょう。
当社では、お客様の快適な暮らしを実現できるような住宅を提供しております。
もし新築建設についてのお悩みや、その他不明点がございましたらぜひ当社にご相談ください。
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「栃木セキスイハイム」編集部
住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。