新型コロナウイルス感染症拡大により、人々の生活は大きく変わってきています。伴い、これから家を考える人の中には何を重視すべきか迷う方も多くなっているのではないでしょうか。そこで今回は、いま考えるべき住宅のポイントについて解説します。
【住まいの性能】
これまでは、交通や生活関連施設などの「立地や利便性」を重視する方が多かったですが、テレワークの浸透や在宅時間の増加により、遮音性や断熱性といった「住まいの基本性能」を重視する方が多くなってきています。
在宅時間が多くなればなるほど、家の環境が気になります。しかし、性能にかかわる不満は簡単には解消できません。例えば、家が寒くても暖房を沢山使用すればあたたかくなりますが、光熱費が大幅に増加します。このように、元々の性能が低い家では、不満が更なる不満を生み出す事になりかねません。「立地や利便性」そして「価格」に重きをおいて検討していた方は、今一度、建物の性能にも目を向けてみましょう。
【フレキシブル性】
在宅時間が増えるにつれ、ご家族お一人お一人のライフスタイルに合った住まいが必要となった事により、戸建て志向の方が多くなっています。
戸建て住宅はアパートやマンションに比べ、音を気にする必要もない・スペースが広い等、家での時間を快適に過ごしやすい環境と言えるでしょう。特に注文住宅であれば自由度が高いため、自宅の活用方法を模索し、カスタマイズしていく事ができます。その結果、現在のみならず、将来的な変化にも対応しやすい住まいにできます。
【間取り】
仕事や授業のやり方・帰宅時の行動パターンなど、生活様式が新型コロナウイルスの影響で変化したことにより、住宅へのニーズも大きく変化しております。特に関心の高い項目について紹介します。
■ワークスペース
リモートワーク(在宅勤務)やオンライン授業という新しいスタイルが今後のスタンダードになるかもしれません。集中できる環境の確保をしつつ、家族が気兼ねしないで済むようなちょっとした空間を有効活用して作ると良いでしょう。
■玄関洗面
以前よりも帰宅後の手洗いを徹底しているご家庭も多いかと思います。洗面所を玄関の近くに配置するのも一つですが、玄関から居室に入る前に洗面台さえあれば、帰宅後すぐに手洗いができるので、コロナ対策は勿論、掃除の負担軽減にもつながります。
■収納スペース
密を避けるためにも、日用品の買い物頻度を減らしている方も多いのではないでしょうか。頻度が減って備蓄品が増えますと、その分の収納スペースが必要となってきますので、少し余裕をもった収納スペースを確保しておくと便利です。
■宅配ボックス
インターネットショッピングの利用者数はますます拡大しております。宅配ボックスがあれば、需要が高くなってきている非対面による荷物受取りが可能となります。
※宅配ボックスの種類により機能は異なります。
■アウトドア空間
自由に外出する事ができず、ストレスを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。広いバルコニーや中庭・デッキといった、おそとリビングとしてバーベキューやベランピングなど、気兼ねなく手軽に楽しむことができる空間があれば、家での時間を充実させることができるでしょう。
まとめ
新型コロナウイルス感染症拡大により、家の在り方について、皆様の考え方が変化しているかと思います。これまで以上に、家の安全性や快適性を求めているのではないでしょうか。
セキスイハイムでは、様々なニーズにお応えしつつも、全ての建物における気密測定や60年長期サポートなど、皆様にご安心していただける住まいをご提供させていただきます。
住宅について、ご心配事やご要望等ございましたら、ぜひご相談ください。どんなに些細な事でも全力でお役立ちさせていただきます。
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「栃木セキスイハイム」編集部
住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。