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COLUMN

栃木の家づくりのプロが徹底解説!地震に強い家に使用されている素材とは?

2020.02.03

「建物に使われている素材はどのようなものがあるの?」
「木造建築の建物は地震に弱いの?」とお考えの方はいらっしゃいませんか。
しかし、地震に強い家を建てるためのポイントについて詳しくない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、地震に強い家に使用されている素材について解説します。

 

住まいに主に用いられる素材

*木構造

自然な印象で、温かみを与えることで人気の木構造は一般に地震に弱いと思われがちです。しかし、日本で最も古い木構造の建築物である法隆寺は、1300年もの間地震によって崩壊することはありませんでした。木構造だからといって、他の素材に比べ地震に弱いわけではありません。

木構造は軽い素材であるため、リフォームしやすいのがメリットです。
反対に、虫が発生しやすいのがデメリットとしてあげられます。しかし、しっかりと手入れすれば虫の発生を抑えられます。
昔からよく使われている素材で、日本人が好む構造ですので、新築の一戸建ての80%が木構造の住まいです。
そのため建築業者も多く、良し悪しの判断がとても重要となります。

 

*鉄筋コンクリート構造

コンクリートは燃えない素材であるため、火事が起こる可能性は低いです。意匠性や耐久性が高いこともメリットとしてあげられます。しかし、屋内と外部の空気の流れが悪いため、結露が発生しやすいのがデメリットです。さらに、工事にかかる費用が高いことも知っておくと良いでしょう。

 

*鉄骨構造

分厚い鉄骨を使うと耐久性において非常に優れた建物を建てられます。鉄骨は好きなように組み立てられるため、間取りを比較的自由に決められるのもメリットの1つです。しかし音が響きやすかったり、錆に弱かったりするデメリットがあります。

 

地震に強い家にするためには住まいの構造が重要

前述の3つの素材を利用した建物は「地震に強い家」という観点においてはどれも変わりません。むしろ地震に強い家を建てるために重要な要因は建物の構造です。建物の枠組みを工夫したり、壁や床に耐震性の高い材料をバランスよく組み合わせたりすることで地震に強い家にできます。そのため、建物に使う素材は手入れなども考えた上で自分の暮らしに合ったものを選びましょう。

 

 

まとめ

今回は、地震に強い家に使用されている素材について解説しました。
この記事を参考に、自分のライフスタイルにピッタリな素材を探してみてはいかがですか。弊社は栃木県内に複数の展示場を持つ、豊富な住宅ラインナップが自慢の家づくりのプロです。住まいに関してお悩みの方は弊社までお気軽にご連絡ください。

 

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栃木セキスイハイム
「栃木セキスイハイム」編集部

住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。

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