「地震に強い家にしたいけど、どのハウスメーカーを選べばいいかわからない!」
「ハウスメーカー選びに失敗したくない!」
このようなお悩みを抱えてはいませんか?
地震に強い家を建てるには、構造や建材などが重要視されます。しかし、それ以前にハウスメーカー選びに失敗してしまえば、満足のいく家を建てることも失敗してしまう可能性があります。ハウスメーカー選びに失敗したくないという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は地震に強いハウスメーカー選びの注意点について紹介します。
地震に強いハウスメーカー選びの注意点
*部分的な耐震性能は後回し
近年では耐震技術も向上し、どこのハウスメーカーも高い耐震性能を持った住宅を提供するようになりました。そのような中でどのハウスメーカーを選ぶべきか判断するのは、とても難しいですよね。そう感じるのは、各ハウスメーカーが自社の特徴を柱や壁といったように部分的に宣伝しているからではないでしょうか。部分的な耐震性能の比較はもちろん大切です。しかし、まずは全体的に地震に対してどうなのかという点を比較するようにしましょう。
*実大実験のポイント
地震に強い家を探す中で、「震度7の耐震実験でも問題なし」といったことをよく耳にするのではないでしょうか。しかし、地震は常に同じ揺れがくるとは限りません。従って、震度7に耐えた実績があるからといって必ずしも耐震性能が高いとは限らないのです。
では、何をもって判断基準とするのか。それは、振動の周期です。振動の周期とは、揺れが1往復するのにかかった時間のことです。その時間が長ければ長いほど、大きな被害になりやすいとされています。
具体的には、周期が1秒から2秒の場合は戸建て住宅、それ以上の場合はマンション等の高層住宅にとって危険な揺れなのです。
つまり、各ハウスメーカーが周期1秒から2秒以内の強い揺れで実大実験を行なっているかを確認すれば、どこが地震に強いのかを確認できるのです。
また、実大実験とは3次元の振動台で行うのが一般的です。
しかし、一部のハウスメーカーでは、水平方向のみでの実験結果を誇張している場合もあるため、ご注意ください。
かつ、実大実験を行っている建物を一般住宅よりも窓を少なくする等により強度をあげている場合もあるため、ご注意ください。
□まとめ
今回は失敗しないハウスメーカーの選び方について紹介しました。ハウスメーカーを選ぶ際には、以下のポイントを意識してみてください。
・部分的な耐震性能の比較は後回しにする
・実大実験は振動の周期まで確認する
・実大実験の方法や建物にも注目する
地震に強い家をお探しの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。弊社では、お客様が安心して過ごしていただけるような地震に強い住宅を提供しております。地震に強い家に関してお悩みでしたら、ぜひ弊社にご相談ください。
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「栃木セキスイハイム」編集部
住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。