「停電中でも電気を使いたい」
「蓄電池は必要?」
「被災した時に役に立つの?」
このようにお考えの方はいませんか?今回は、停電時の太陽光発電・蓄電池について紹介します。
【停電中でも電気が使える太陽光発電】
太陽光発電システムは、非常時には発電した電気をそのまま使える『自立運転』モードが付いています。自立運転モードにすることにより、非常用コンセントが使え、消費電力パワーは、1.5kWまでですが、電子レンジ(1500W)や冷蔵庫(150~600W)、扇風機(50W)と意外と多くの家電を使うことができます。
しかし、雨や曇りの日は太陽の光が少なく、消費電力の少ない機器しか使えませんので、消費電力の高いIHクッキングヒーターや、エアコンが使うことができません。その際には、ホットプレートでの調理、夏場であれば扇風機で対応すると良いでしょう。
【蓄電池があれば夜も電気が使える】
蓄電池があれば、夜に停電になった場合でも、日中のあいだに太陽光発電システムで創られた電気を貯めておけば、貯まった電気を使うことが出来るので安心です。
連続使用時間も電池容量(4kw~12kw)により*9時間~25時間使用できます。ライフスタイルに合わせて、屋内型か屋外型・容量・サイズなどが選択可能です。また、蓄電池の代わりに電気自動車に電気を貯めるVtoHもあります。電気自動車なので、貯めるだけでなく、走行もできますのでより効率的に電気が使えます。
さらにVtoHに蓄電池も併用することで、大容量の蓄エネ装置になり、普段から電気を買わない『自給自足の暮らし』を目指すこともできます。
*毎時約400W使用した(TV・冷蔵庫・照明)場合の連続使用時間目安
【太陽光発電と蓄電池が被災した時にどうだったか】
*熊本地震、東日本大震災の被災地域でセキスイハイムにお住まいだったお客様から頂いた声を少し紹介させていただきます。
- ●携帯・スマホの充電が出来たので、ご近所の方々にも利用してもらえた。
- ●冷蔵庫が使えたので、食材の持込みや保存が出来た。
- ●炊飯器が使え、温かいご飯が食べられた。
- ●赤ちゃんのミルクを入れるお湯が沸かせて、哺乳瓶の煮沸や飲ますことが出来た。
- ●お湯が沸かせて、お茶やカップラーメンが作れて喜ばれた。
- ●TVを見ることができ、貴重な情報源となった。給水・配給場所が分かった。
- ●井戸水用の電動ポンプを動かして、水を確保できた。
- ●周りが真っ暗闇のなか、我が家は照明が点灯していたので、子供が安心していた。
まとめ
今回は、太陽光発電と蓄電池について解説しました。
災害時には太陽光発電・蓄電池以外にも、「エコキュート」が貯水槽になり、緊急時の水を貯水タンクから取り出すことが出来たそうです。災害時に不安がある方、太陽光発電・蓄電池の内容を詳しく知りたい方は、当社までお気軽にお問い合わせ下さい。
運営者情報
「栃木セキスイハイム」編集部
住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。