
「毎月の光熱費、どうにかして抑えられないかな・・・」
このように思っている方はいらっしゃいませんか?
光熱費を抑えるためには、こまめな節電などの小さな努力が必要であると思われているかもしれませんね。
しかし、住宅を丸ごと省エネ仕様にすれば、光熱費がほとんどかからない生活を実現することができるのです。
今回は、光熱費ゼロ住宅についてご紹介します。
毎月1万円から2万円程度支払っていた光熱費がゼロになったら、とても嬉しいですよね。
それを叶えてくれるのが、光熱費ゼロ住宅です。
この住宅はゼロ・エネルギー・ハウスとも分類されています。
エネルギーを自ら生み出すことができるため、電力を買う必要がなくなるところが大きな特徴です。
光熱費ゼロ住宅は、高断熱かつ高気密であることと、太陽光発電設備が整っているという特徴があります。
*高断熱・高気密
家の断熱性能や気密性能を高めることで、室内環境を適温に保ちやすくなります。
空調に頼りすぎることがなくなって、省エネ効果が期待できるのです。
*太陽光発電
住宅の屋根部分などにソーラーパネルを設置し、昼間に太陽光発電を行うことで、家で使用するエネルギーをまかなうことができます。
光熱費ゼロ住宅では、高断熱・高気密の住宅でエネルギーの消費を最小限に抑えた上で、太陽光発電により作ったエネルギーで生活することになります。
このような仕組みで、消費するエネルギーから自家発電するエネルギーを引いたときにゼロ以下になることが可能となるのです。
さらに、蓄電池を設置することによって、昼間だけでなく夜間にもエネルギーを使うことができるようになるため、より光熱費ゼロに近づくことでしょう。
光熱費ゼロ住宅は、基本的に高断熱・高気密な仕様になっていることが多いので、真夏や真冬でも快適に過ごしやすいでしょう。
そして、光熱費ゼロ住宅のいちばんのメリットというと、毎月の光熱費がほとんどかからなくなるということです。
たとえ電気代が高騰しても影響を受けることはありません。
さらに、消費するのは太陽の力で作られたクリーンなエネルギーなので、環境にも優しくなっています。
□まとめ
今回は、光熱費ゼロ住宅についてご紹介しました。
環境にもお財布にも優しい光熱費ゼロ住宅。
初期投資は大きいかもしれませんが、長期的な視点で考えて採用してみてはいかがでしょうか。
運営者情報

「栃木セキスイハイム」編集部
住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。