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COLUMN

これからは耐震性が第一!地震に強い家を建てるための間取りのポイント

2019.12.05

「最近地震が多くて不安」
「家を買うなら地震に強い家にしたい!」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?地震に強い家にするために間取りをどうすればいいかご存知の方は少ないと思います。最近は地震も多いですし、少しでも知識を蓄えたいですよね。
そこで今回は、地震に強い家を建てるための間取りのポイントについてお教えします!

 

地震に強い家を支える耐力壁

耐力壁とは

耐力壁をご存知ですか?
地震や風などの横からの力に強い壁を耐力壁といいます。地震に強い家かどうかは、耐力壁で決まるといっても過言ではありません。間取りを決める上で、この耐力壁の配置を意識すると耐震性が高くなります。基本的に、多く配置すると揺れに強くなります。また、バランス良く配置するとより効果的です。多く配置しても、バランスが悪いと逆に揺れに弱くなってしまうので注意が必要です。後ほど詳しく説明しますが、一方の面だけに耐力壁を偏って配置すると耐震性が下がります。間取りを決めるときは、耐力壁のことも意識しましょう。

 

間取りに耐力壁を入れるときの注意点

耐力壁は頑丈である反面、リフォームなどがしにくいというデメリットがあります。将来部屋の配置を変える予定があるなど、リフォームすることを前提に考えるときは注意が必要です。間取りを決める段階で、のちのリフォームのやりやすさも考えると良いでしょう。

 

家の形

正方形に近い家は地震に強い家です。反対に複雑な形の家は、接合部などに大きな負荷がかかることがあります。これが地震による倒壊の一因となります。間取り以前の段階ですが、家の形を選ぶときは参考にしてください。

 

部屋の数

部屋の数が多い家は、柱、梁、壁が集まっているため、地震に強い家といえます。反対に吹き抜けがあったり1部屋がでかかったりすると、揺れに弱くなります。間取りを決めるときに意識すると良いでしょう。

 

重心と剛心

重心、剛心という言葉はあまり馴染みがないと思います。重心は、家の重さの中心です。四角形の家なら、基本的にその四角形の中心に近いところが重心となります。剛心は、家の強さの中心です。耐力壁をバランス良く配置すると、こちらも家の中心に近いところが剛心となります。しかし、ある場所にかためて配置すると、剛心は大きくずれます。この重心と剛心が近いと、家は揺れに強くなります。先程も書きましたが、耐力壁はバランス良く配置して、重心と剛心がずれないようにしましょう。

 

 

 

まとめ

地震に強い家を建てるための間取りのポイントについてご紹介しました。地震が発生しても耐えられる、丈夫な家で安心して生活しましょう!地震に強い家に興味がある方は、ぜひ弊社にご連絡ください。

 

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栃木セキスイハイム
「栃木セキスイハイム」編集部

住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。

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