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COLUMN

地震に強い家はどんな間取りなの?壁との関係を解説します

2019.11.14

「地震に強い家にしたいけど間取りにも気をつけた方がいいの?」このような疑問やお悩みを抱えてはいませんか?
地震に強い家を検討する際には、建材や構造が重要であると考える方は多いと思います。しかし、間取りも耐震性の向上に大きく貢献しうるということをご存知でしたでしょうか。
そこで今回は、地震と間取りの関係について解説します!

 

住宅の崩壊の原因

*接合部分の引き抜け

多くの住宅は、構造金物と呼ばれる金具で基礎部分と柱、そして壁を固定しています。しかしこの接合部分の劣化が進んでいたり、取り付け方法が間違っていたりすると、地震の横揺れによって固定部分が引き抜かれてしまいます。また、構造躯体である木材の性質が良くないと、年数とともに木がやせてしまい金物がゆるんできます。そうなれば、住宅の主要部分である壁や柱が耐久性を保てずに倒壊してしまうのです。

 

*壁の倒壊

1階と2階のバランスが悪い場合、壁が揺れに耐えられずに崩壊してしまう恐れがあります。そうなれば、壁の崩壊を起点に、家全体の崩壊にも繋がってしまいます。

 

重心と剛心の関係

建物の構造を考える際には、重心と剛心の距離が大切です。重心とは重さの中心であり、剛心とは強さの中心を指します。基本的にこれらの2点の距離が近ければ近いほど、耐震性を上げられるのです。

 

耐震性を高める間取りとは

 耐震性を高めるためには、耐力壁というものが重要です。つまり、地震に強い家にするためには耐力壁が多くなるような間取りが必要になるのです。窓が大きく数も多いという間取りや、仕切りが少ない広々とした間取りはどうしても壁の数が少なくなってしまいます。
では、耐震性を高めるにはどのような間取りが良いのでしょうか。

 

*部屋の数が多い家

部屋の数が多いということは、柱や梁、壁の数も多くなるということです。中心部分の部材の数が増えれば、地震の揺れにもより耐えられるようになります。

 

*正方形に近い家

正方形に近い構造の家は、1階と2階の壁や柱の位置が揃いやすいため、直下率が高くなり、バランスもよい構造となるため、地震の揺れも効率よく分散できるのです。

 

 

□まとめ

今回は耐震性と間取りの関係について解説しました。
耐震性を上げるには、建材や構造に気をつけることが大切です。しかし、間取りも耐震性に大きく影響しうるということをご理解いただけましたでしょうか。栃木県にある弊社では、お客様が安心して過ごしていただけるような地震に強い家を提供しております。地震に強い家に関してお悩みの際は、ぜひ弊社にご相談ください。

 

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栃木セキスイハイム
「栃木セキスイハイム」編集部

住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。

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