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COLUMN

地震に強い家はどんな構造?押さえるべき注意点も紹介します

2019.11.04

「地震に強い家ってどんな構造なの?」
「地震に強い構造にするときの注意点も知りたい!」
このような疑問やお悩みを抱えてはいませんか?地震は命の危機にも関わる自然災害です。地震の被害を想像すると、不安に感じますよね。家を建てる際にも、地震対策を考慮したいという方はいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、地震に強い構造がどういったものかわからないという方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は地震に強い家の構造と注意点について紹介します。

 

地震に強い家の構造

*耐力壁

地震に強い構造にするには壁の強度が大切です。
耐力壁とは、横方向にかかる力に対して耐性がある壁のことを言います。ただし、玄関や窓周りなどの開口部に近くて狭い壁は耐力壁にはできません。従って、地震の揺れを上手く分散させるために、耐力壁をどのように配置するのか気をつける必要があります。

 

*床の強度

揺れに強いとなれば、壁の強度が重要と思われがちです。しかし、実は床の強度も同様に重要なのです。地震が起こった際には、床に水平の強い力が加わります。従って、最近ではフローリングの下に構造用合板を敷いて補強することが多いようです。

 

*軽い家

一般的に重い家よりも、軽い家の方が地震に強いとされています。その理由として、重い壁よりも軽い壁の方が、壁への負担を軽減できることが挙げられます。では、どのような壁材が軽いのかというと、主に木造や軽量鉄骨造が軽いと言われています。木造は脆いというイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実は木造も鉄骨住宅に負けない耐震性を持っているのです。

 

地震に強い構造での注意点

*シンプルな設計

シンプルな構造の家は、複雑な構造の家と比べて地震に強いと言われています。その理由として、凹凸が多い家は地震の揺れが分散されず1カ所に集中し、そこから倒壊が始まってしまうことが挙げられます。部屋を多くしたり、壁を減らしたりといった様々な要望があるかもしれません。しかし地震対策も考慮するのであれば、ぜひシンプルな設計も意識してみてください。

 

*1階と2階のバランス

上記で壁や床の強度の重要性を紹介しました。しかし、必ずしも全てを強化すれば良いという訳ではありません。特に1階と2階のバランスについては気をつける必要があります。例えば、2階の部屋を大きくして上部が大きい構造になったり、1階のリビングを大きくして壁を減らしたりすると、揺れに対して弱い構造と言えます。もしデザイン性にもこだわりたい場合には、しっかり業者の方と相談しておきましょう。

 

 

□まとめ

今回は地震に強い家の構造と注意点を紹介しました。地震に強い構造についてご理解いただけましたでしょうか。地震に強い構造にするには、壁や床の強度に加えて、バランスにも注意することが大切です。
弊社では、お客様が安心して暮らしていただけるように、高い耐震性能を備えた住宅を提供しております。
新築住宅についてお悩みの際には、ぜひ弊社にご相談ください。

 

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「栃木セキスイハイム」編集部

住まいの販売から土地活用でおなじみの栃木セキスイハイムグループが、家づくりの「わからない」にお応えします。建築士・宅地建物取引士など住まいの専門家による監修のもと記事の執筆を行っています。

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