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COLUMN

オール電化は災害に弱い?地震に強い家を建てるために。2021.10.01

電気や水道、ガスといったライフラインは、大規模な地震などの大災害発生後は停止し、利用が困難となることがあります。そのため、マイホームのライフラインとして何を使うべきなのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。実際に、お客さまからも「オール電化にしてしまうと、災害で電気が止まってしまったら、どうする事も出来ないのでガスも使いたい」といったお言葉をいただく事も多いようです。

なので、今回はオール電化住宅について解説いたします。

 

 

災害時の復旧

災害時、電気・水道・ガスが停止した際の復旧はどうなのでしょうか。

 

[復旧順序]

基本的には、以下の順に復旧していきます。

 電気 → 水道 → ガス

 

[復旧期間]

阪神淡路大震災での復旧期間が以下となります。

 電気 ・・・ 7日

 水道 ・・・ 84日

 ガス ・・・ 90日

 

近年、発生した大震災である熊本地震では、5日後に電気が全面復旧し、15日後にガスが全面復旧しております。これだけの短い期間で復旧できる日本の技術力には感服しますが、それでもガスは電気に比べると3倍もの日数がかかっている事がわかります。

東日本大震災においても、電気(東北電力管内)は3日後に約80%が復旧しました。災害後で混乱している状況を考えると、1日1日がとても大きな差に感じるでしょう。

 

電気の確保

オール電化住宅でよく併用されている太陽光発電は、災害時には電気を売るのではなく、自家消費に切り替える事も可能となります。さらに、太陽光発電に蓄電池を組み合わせることによって、電気を貯めることも可能となり、災害の際でも電気を確保するために有効な手段となります。

蓄電池に関しては、「価格が高いのに容量が少ないからあまり意味がない」といったような話も耳にしますが、最低限の暮らしをするためには十分ではないかと思われます。特に、最近では大容量の蓄電池も発売されており、且つ価格も安くなってきておりますので、どなたにもお勧めできるものになってきていると言えるでしょう。

 

[容量の目安]

4人家族の1日の電気使用量は、おおよそ18.5kWhといわれております。 ただ、災害時にこの全ての電力をまかなう必要はないかと思います。例えば、照明(100W)、冷蔵庫40L(190W)、テレビ(150W)、携帯電話充電(15W)を使用すると想定した場合、必要な電力は合計455Wとなります。こちらを10時間使う場合、必要な電力量は以下となります。

 455W × 10時間 = 4550W(4.55kWh)

 

また、太陽光発電が搭載されていれば蓄電池を充電することができますので、4kWh以上の蓄電池であれば最低限の暮らしをする事は可能になると考えられます。しかしながら、天候や使い方次第では足りなくなる可能性もありますので、少しでも容量の大きい蓄電池にしておけば、より安心かと思います。

 

水の確保

オール電化に限らずですが、エコキュート等の貯水タンクには、360~450Lほどのお湯を常時貯めておく事が可能となります。さらに、飲み水としても使用出来ることを考えますと、災害時の水を確保するためには有効な手段となります。ただし、エコキュートのお湯はほとんど滅菌状態となっているため、水道水には基準以上の塩素を残すことが義務付けられている国の水質基準に満たない可能性があります。なので、エコキュートのお湯は煮沸してから飲むことが推奨されております。

災害の際は給水車等の支援もあるかと思われますが、復旧するまでにはある程度の期間がかかってしまい、水の確保は電気以上に大変だと聞きます。東日本大震災においても、水道は7日後で約57%の復旧となっております。

 

[容量の目安]

災害の際は1日に1人あたり2Lの飲み水が必要と言われております。飲み水以外にも、トイレ用水や手洗い用の水等も必要かと思いますが、こちらまで備蓄するのは現実的には難しいため、今回は最低限である飲み水と食事用の水のみにて算出してみます。

仮に4人家族で15日間過ごす場合の必要な水の量は以下となります。

 (2L(飲み水)+1L(食事用の水))× 4人 × 15日間 = 180L

 

これだけの水を2Lのペットボトルで確保する場合は90本必要となり、常に自宅内で備蓄しておくのは一般的には難しいでしょう。

 

地震に強い家とは

地震に強い家というと「壊れない家」「崩れない家」をイメージする方がほとんどかと思います。勿論、それが一番重要です。家がなくなってしまっては、どんなに備蓄していても意味がないものになってしまいます。ただ、それだけでは足りません。災害が起こった後も、家に住み続けることができるかが大切なのです。

地震に強い家に必要なのは、1回だけでなく幾度となく起こる地震に耐えうる強靭な強さと、災害後の困難な状況でも適応し回復する復元力となります。

 

オール電化のその他メリット

・火を使用しないため安全性が高い

IHクッキングヒーターは一酸化炭素や二酸化炭素の発生もないため、空気も汚れづらくなります。

 

・基本料金を一本化

ガスの基本料金を支払う必要がなくなります。

 

・光熱費を削減

深夜の電気代が安い時間帯でお湯をつくる事ができるため、LPガスに比べ安くなります。

 

・燃料の価格上昇に対応

今後も値上がりが予想されている電気・ガス料金。太陽光発電や蓄電池が搭載されていれば、電力会社から電気を極力購入せずに、自分の家で創った電気で過ごす、エコノミーでエコロジーな住まいを目指せます。

 

 

まとめ

 

災害の際、オール電化住宅は停電によるリスクは十分にあるかと思います。しかしながら、その他ライフラインに比べ、復旧が早いことを考えると、防災における総合的なリスクは少ないのではないでしょうか。

また、IHクッキングヒーターやエコキュートのオール電化設備、そこに相性の良い太陽光発電や蓄電池を取り入れることで、災害時をはじめ日常生活におけるメリットも多数ございます。

ただ、人によって暮らし方は異なりますので、自分たちの生活スタイルに何が適しているのか、何を重視すべきなのかをご家族で検討し、選択することをお勧めいたします。

セキスイハイムは、スマートハウスのリーディングカンパニーとして、みなさまの未来を見据え、便利で安心な毎日をお届けする住まいを一緒に考えていきます。宇都宮市をはじめ、栃木県内に17ヶ所の展示場をご用意しておりますので、ご検討の際は、お近くの展示場までお気楽にお越しください。

 

 


 

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